Non meat eater

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メルボルンに来て、食に対する意識が変わった。来てからというか、とある映画を観たからと言うべきかも。

食肉についてをテーマにした、ドキュメンタリー映画。観ているうちに色んな想いで涙が溢れて止まらなくなって、もう動物を食べたくないと思った。ベジタリアンは身体に悪いだとか、そういうのはお金稼ぎのためのデタラメだと思う。中学のときは米と肉ってくらいに、お肉ばっかり食べていたけど。


わたしは魚はたまに食べるので、いわゆるノンミートイーターらしい。たがしかし、日本人の性なのか、わたしが弱いだけなのか、いまだに大勢の場でベジタリアンなのでお肉を食べられませんとはっきり断ることが出来ない(みんながフライドチキンにかぶりつく中、そっと付け合わせの千切りキャベツを頬張る)。
本当は、料理されたお肉も怖く感じるようになった。焼かれた匂いもきつい(キッチンにある骨付のお肉なんて特にね)。皿に乗っていても、生きているところが頭に浮かぶ。でも、この感情をみんな持つべきなんじゃないのかな、それが命を戴くということじゃないのかと思う。生きていた動物の命を頂戴してまで、自分が生きるんだから。ありがとうって、頂きますって、ちゃんとしないと。

動物、環境、健康のことを考えたら、やっぱりわたしはノンミートイーターでいたい。お肉を食べるのが悪いとかではなくて、たまには食べない日も作ったらどうかなと思うわけだ。

確実にメルボルンは食への意識が高いのは事実。カフェでもレストランでも、ベジタリアンやヴィーガンの選択肢があるのがふつう。日本にいたら健康マニアだとか変な目で見られる可能性あるよな〜とつくづく思う。自由でいいじゃない、ね。有名人だってけっこうベジタリアン多いのよ。